水槽サイズ |
W900 × D450 × H500 |
濾過方式 |
外部式(CO2添加) |
種別 |
淡水魚 石と水草のレイアウト |
福山市木之庄町の「ひらち歯科医院」さまの待合スペースに、淡水魚水槽をご導入いただき、維持管理をさせて頂いております。
院長先生のご要望は「草原のような緑の絨毯と岩だけのシンプルなレイアウト」…
先生ご自身、過去に何度か挑戦されたことがあり、こちらの歯科医院にもいつか水槽を置きたいと思われていらっしゃったそうです。
この度は、小さい葉が密集していてとても綺麗で人気のある「キューバパール」と「龍王石」のシンプルな水景レイアウトを創ることになりました。
立ち上げからは、いろいろと試行錯誤の連続…
立ち上げ当初は、新品の底床ソイルから栄養が溶け出し、飼育水が富栄養状態になります。それに対して栄養を吸収してくれる肝心な水草がまだ少ないので、どうしても苔の勢力が優位になってしまいます。想定していたとはいえ、葉っぱや岩をコケが覆い始めた時は辛いものがありました…
少し照明を弱めてみたり、苔とりのヌマエビを増やしてみたり、換水の量を増やしてみたり…そしてなんとか、水草が広がってきてコケが落ち着いてきたタイミングで、光合成を活発にするために照明を明るくしたり、CO2添加量を調整したり、底床に固形肥料を追肥したり…
色々と格闘が続きました。
その後も、
部分的に元気がなくなった水草を間引いて追加植栽したり、成長にムラが出てきたので水流ポンプを取り付けて水槽内の水の循環を良くしたり…
いろいろとありましたが、なんとか先生が思い描いていた草原レイアウトを完成させるに至りました。
立上げから8ヶ月くらいは経っていたと思います。
沢山植えてしまえばもっと早く完成できるのでしょうが、根気よく増やしていくのもいろいろと勉強になるし、あれこれ考えながら成果を出していく過程がとても楽しいと感じさせてもらえてよかったですし、何より院長先生に喜んでいただけたのが何より嬉しいです(^-^)